16,500 #1
16,500 #1
2020/02/23~29
近況:図書館でバイトしてます。
人の心があることの証明として、見出しを作ることにした。ある程度見やすくなると思う。
良い感じの見出しが思いつかず(こだわりがないとも言える)、非常に簡素なものになってしまったことは承知願いたい。
気付いたら6000字を超えていたので遠慮無く目次から気になったところに飛んでくださいね。
用語
ロココ
岩を意味するロカイユ(rocaille)が由来。1730年代に流行した貝殻の曲線を多用したインテリア装飾のこと。
図書館バイト中に書庫で見かけた「ロココ世紀」という文字列が気になった。Wikipediaを見ても何のこっちゃ、って感じでした。
イナズマイレブンに登場する、コトアール代表「リトルギガント」のキャプテン、ロココ=ウルパの時代が到来したわけではない。
1サービング
サービングサイズ(ポーションサイズ)、
4歳以上のヒトが一回に摂取する量
健康に関する記事を読んでいる時や、サプリの成分表を見ている時に度々目にしていた単位。なんとも曖昧な定義に思えるが、化学におけるmol(モル)のような役割なのだろうか。
https://www.maff.go.jp/j/syokuiku/zissen_navi/balance/division.html
インチ
1インチ=25.4ミリメートル。
ヤードポンド法における単位。
ヤードポンド法を英語で「インペリアルユニット」って表現するのめちゃくちゃカッコいいと思う。
レーザーディスク
直径30cm、両面で最大2時間の映像を記録できる光ディスク。キャッチコピーは「絵の出るレコード」。
1990年代前半が最盛期。当時はレンタルできないというデメリットあり。
生産ラインが少なく、需要に供給が追いついていなかった
DVD(耐久性、小型、安価)の前の王。
2007年3月にディスクの生産終了。数年後に再生機も終了。なんだか悲しくなりました。
なお、図書館ではLD仕様の映画が見れる模様。
ケロイド
説明は複雑だが画像を見ればなんとなくわかるタイプのやつ。閲覧注意。
腹臥(ふくがい)
うつぶせのこと。
ウエス
wasteがなまってできた言葉。機械類の油を拭き取るために用いる布。紙製のものもある。
本の各部名称
天・地・小口・のど、など、普段は意識していなかった部位にも名前がついていることが判明。ただ、ピンポイントで部位名を伝えたところで瞬時に理解してくれる人が何人いるのかは謎。
https://www.library.pref.osaka.jp/site/osaka/book-parts.html
タトルテープ
特殊な信号を発し、不正持ち出しを防ぐ。
1000本入りで39,000円。
これまた図書館でのバイト中に気になった。ぶっちゃけ、未処理の図書館の本がなんでゲートに反応するのかよくわかっていなかった。ぱっと見は栞。弊学の図書館では業者のおばちゃんたちが1日2000冊くらい手作業で本に貼り付けてました。
株式会社伊藤伊
https://www.itin.jp/catalog4/top/entrance_system/tape/tape.html
補綴(ほてい/ほてつ)
身体の欠損した部位を人工物で補うこと
足根骨
足の骨の総称。各部位暗記のゴロ併せに「ナイチンゲールの消臭力」というものがある。
首座主教
キリスト教の聖職者の役職のひとつ。primate,примас
装具学
補綴に関する学問。
なんていうのかわからんやつ
図書館の本に押されている立体的なスタンプ
エンボッサー(型押しスタンプ)。
辞書の小口にアルファベットが書かれているやつ
インデックス
小口の一部を切り込んだインデックス=爪掛け
疑問各種
トリュフチョコにトリュフは入っているのか
本来はトリュフに形を似せて作ったもの。
本当にトリュフが入っているものもある。
漢字で書くと「西洋松露」。
「念のため」の「念」って何?
為念と書くこともある(非公式?)
「念」に「気をつけること、注意すること」の意味がある。
「心の働きの一つ」「体から溢れ出す生命エネルギー(オーラ)を自在に使いこなす力」
プリンターのウォームアップって何してるの?
ウォームアップ=プリンターの電源を入れてから機会が使えるようになるまでの時間。
レーザープリンターはトナーと呼ばれる粉を熱で紙に圧着させることで色をつけるため、ウォームアップタイム中に本体を温める必要がある。(200度)
ウォームアップから最初の1枚が出力されるまでを「ファーストプリントアウト(FPO)」という。
プリンターを選ぶ時に見るポイント
大量に刷る必要のある時→ppm(page per minute)
少量だけ刷る必要のある時→FPO
コピー機GMEN
https://www.copyki-gmen.com/fukugoki/archives/6417
https://www.itmedia.co.jp/bizid/articles/0809/25/news077.html
コロナウィルスの概要
・潜伏期間1〜12.5日
・発症しない人もいる
・発熱や呼吸器の異常が1週間ほど持続する
・風邪やインフルエンザは3〜4日持続
・呼吸器症の悪化は肺炎合併のサイン
・1週間以内→自宅で安静にする
・1週間以上→医療機関へ
・高齢者、基礎疾患持ちの人が重症化しやすい。小児の重症化の例は少ない。
・基礎疾患→糖尿病、心不全、腎障害、透析患者など
・現在実施されている検査(PCR法)には限界がある
→核酸検査でウィルスを増幅させて検出する
→一度目の検査で陰性でも、二回目で陽性となることもある。ウィルス数はインフルエンザの1/100~1/1,000
・脱水対策、解熱剤の使用などの対症療法が中心
・飛沫感染がメイン
日本環境感染学会
http://www.kankyokansen.org/uploads/uploads/files/jsipc/covid19_mizugiwa_200221.pdf
糖尿病の種類
→インスリン不全。血糖が増えてしまう。心臓病、失明、腎不全、足の切断といった合併症に繋がる恐れあり。
1型→インスリンがほとんど出なくなる
2型→インスリンの分泌が減ったり効かなくなったりする
http://dmic.ncgm.go.jp/general/about-dm/010/010/01.html#04
今週触れた作品・サービス
ドラゴンボールZ 神と神
39年ぶりに目覚めた破壊神ビルスが地球を破壊するかどうかを巡る90分。
スーパーサイヤ人ゴッドの発動条件がわかった。ベジータがちょっと痛々しい。
ドラゴンボールには格闘技のように、単に試合の勝敗を知るだけでは味わえない不思議な緊張感がありますね。 しばらく観なくて良いです。
打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?
「打ち上げ花火見ない派」だったが、他者の視点を学ぶにはこれまで食わず嫌いだったものに触れてみることが大切だと思い、視聴。
というのは建前で、Amazon Primeビデオでサーチしている時に、サムネに映るなずな(ヒロイン)が化物語の戦場ヶ原ひたぎに見えたから。
するとびっくり、監督は化物語を担当した方だったし、製作会社も同じだった。斎藤千和さんも出ている。
作中のアングルにも似たものを感じた。
タイムリープものだが、リープ後特定ののポイントに戻るわけではなく、過去のある時点で主人公が望んだ結果を叶えたifの選択肢に飛べるというとんでもないご都合展開だった。(少しの例外はあった)
具体例をあげる。
買い物に行った場面を想像してほしい。目の前にはしばらく品切れしていたさつまいもの箱がある。残り1点だが他に客もいないし、重いので、店内を一通り見て回ってから取りに戻るとする。しかし、気づけば新たに店にやってきた客が購入しており、渋々じゃがいもを手に取り帰宅する。
ここで謎の玉を地面に投げつけ、タイムリープを起こす。
通常のタイムリープものならリープするポイントは最初にさつまいもの箱を見かけ、後から取りに戻ろうと決めた瞬間である。
対して、この作品のリープは、自分が既にさつまいもを購入し、買い物を終えている選択肢に飛ぶ。
「あの時ああしてれば良かった」と後悔した行動をやり直す必要がないのだ。ゆとり製造機。
映画作品だけあって、主人公が謎の玉(綺麗だ)を初めて投げるシーンはめちゃくちゃ綺麗だと思いました。
なずなが松田聖子の歌を歌うシーンがあるだが、「デレステ しきにゃん アイロニカル」で
ggるとビジュアルそっくりなキャラが出てくる。
一見すると、青少年の純情を描いた夏に放映されて然るべき映画だが、なずなと典道がそれぞれなぜ互いのことが好きなのかがよく分からなかった。
「恋に理由なんている?」というお決まりの文句がベストアンサーなのかもしれない。
セリフの少ない先生役に花澤香菜さんや櫻井孝宏さんを起用する辺りお金はかかってそう。
ますます物語シリーズちっくだなぁと思ったポイントでした。
蛇にピアス
実は貸し出した本の返却を延滞していたため、10ヶ月ほど本を借りることができなかった。そういう背景があったので、ダメ元でWeb予約をしてみたところ、すんなりと予約できた。安心し、予約を解除したつもりだったのだが(元々借りる予定はなかった。バイト中に見かけたタイトルに少し興味があっただけなのだ)、そちらの方は上手くいかなかったようで、気がつけば手元に届いていた。
芥川賞を受賞しているとのことだが、文学賞には疎いため、ある程度バイアスを除去して読めたと思う。
ダーク、アンダーグラウンドといった言葉が似合う作品。
読みながら、「限りなく透明に近いブルーに雰囲気が似てるなぁ」と思っていたら、村上龍さんが解説を書いていた。
登場人物は主にアマ(男)、ルイ(女)、シバ(男)の3人。
アマ
→スプリットタン(舌ピアスを拡大することで形成する先端が二つに裂けた蛇のような舌)。めっちゃピアスしてる。ルイがめっちゃ好き。ルイに触れた暴力団員を殴殺するくらい好き。龍のタトゥー。
ルイ
→主人公。アマのスプリットタンに憧れる。舌ピ拡大中。タトゥーにもハマり、麒麟と龍のタトゥーを入れてもらう傍ら、シバとヤリまくる。ドM。アル中。
シバ
→彫り師。アマにバイト先を紹介しているあたり面倒見は良いのかもしれない。まぁ彼女は寝取るけど。ドS。人を殺したことがある。
1時間ほどで読み切れるくらいの分量。そのため、あらすじを書くとほとんどネタバレになってしまう。
文学作品の分析は本当に難しいと思う。少なくとも僕の好みではなかった。
住む世界が違う、と思えるような彼らが生きているのもまた、空想とはいえ僕たちが生きている世界の延長線上にある。「現実にあり得るかもしれない」と思わされた時点でリアリティの存在を認めざるを得なかった。
人生は「この場合正しいのはAで、別のケースならばB。」というような明確な答えがある場面ばかりではない。諦めるのか、何もせずに悩み続けるのか、いちかばちかやってみるのか、選択肢も人ぞれぞれ。そんな一般化できない曖昧さを感じることこそが一般的である、そう感じた。誰しも言葉にできないもやもやを抱えているものである。ギャングであろうとギャルであろうとパンクであろうと。
SLOW RUSSIAN LANGUAGE
ポッドキャストの番組。図書館へ片道50分ほど自転車に乗っているので、その間にできる勉強法を考えた結果辿り着いた。「英語のリスニングもしたいけどロシア語もしないとな〜」というお悩みをお持ちの方におすすめ。超絶スローなロシア語を読んだ後、非常にわかりやすい英語で解説してくれる。番組詳細を開くと、各回で取り扱った内容のテキストが見れる。控え目に言って神。リスナーの要望で題材を決めている。速度を上げてもロシア語はゆっくり聞こえるため、2倍速がおすすめ。
なお、同じパーソナリティーの別番組もある。こちらは上述のものよりはスピードが出ている。
座り過ぎに対する意識調査
先週から英語の記事ないし論文を読むようにしている。
座りすぎの悪影響を現代人はほとんど認識していないとのこと。
少なくとも1時間に一度は立ち上がった方が良い。
頭脳労働者ならなおさら。寿命が縮んでますよ。
https://www.tandfonline.com/doi/abs/10.1080/07448481.2019.1661419?scroll=top&journalCode=vach20
あとがき
2020年も早いもんで1/6が経過。今年は年間100冊本を読むことを抱負に掲げたが、最近はこの目標設定に対して疑問を持っている。
そもそも人はなぜ本を読むのか。「他人の経験から学ぶため、自分以外の視点を獲得するため、新たに明かになった情報を得るため、娯楽のため」僕が本を読む理由はざっくりこの4点に依る。
そして、本を読むからにはその内容を身につけたいものである。そう考えた時に、一度読んだ本の内容を完璧に理解し、実践に移せるのかという問題に焦点が移る。無論、そんなことは不可能である。
つまり、年始に立てた「年間100冊」という目標はあまりにもアバウトで、冊数だけでクリアしたとしても、冊数分の知識が身についているわけではない、言うなれば仮初の読書歴となる。そもそも一冊あたりのページ数、文字数に至るまで千差万別であるため、定量化しているようでできていない。そういう結論に達したため冊数カウントをやめてしまった。
もちろん、触れる情報の絶対量を増やすという目的で、冊数を目標にするのはかなりアリだと思う。冊数だけを求めて闇雲に次の本を探し、振り返った時に何を読んでいたのか思い出せないような経験をしたくない、と思ったのだ。
1週間分となると、これ以外にもまだまだ気になったことはあった。好奇心はナマモノだと思っているため即時に解決したいところだが、思うように時間がとれなかったり、調べていたら興が乗ってリサーチにもっと時間をかけたくなったりした。
現在ノリまくってるのは「花粉症の対策」であり、図書館の関連書籍の情報を比較検討しようと思っている。かれこれ5年ほど苦しんでいるにもかかわらず、花粉症に対する知識が乏しいので、これを機にこれからも長く付き合うことになる症状に対策を打っていきたい。
ちなみに今年は飛散量が少ないとの予想を見かけたが花粉症各位如何だろうか。僕は昨年比で症状が軽いような気もするが、何しろ食生活をガラリと変更したため単純比較ができない。
ともあれ、たった1週間でも数十個の物事に興味を惹かれ、知らない世界の存在を再認識できたのは僥倖だった。また、その一つ一つに何かしらの魅力があり、それを追求しようと思うと時間がいくらあっても足りない。そう感じるようになった。
かつては日常の全てが灰色で、ただただ時間の経過を目的に惰眠を貪っていた。その頃に比べると少しは前向きになれたような気がする。
作品選択にあたって考えの幅を広げるため普段は好んで選ばないもの、むしろ嫌いなジャンルを選ぶようにした。純度100%の嫌いは存在しないと思っているので、苦手意識の中にこそ楽しみを見出していきたい。
そういえば、「嘘とカメレオン」「緑黄色社会」聴き始めました。